2020/11/01 12:00
皆様こんにちは、TOCHIGI MARKETオンラインショップSTAFFです。
TOCHIGI MARKETではトチギをテーマにオリジナルデザインやトチギの雑貨を展開しております。
宇都宮の郷土玩具・黄ぶなの張子をご紹介致します。
黄ぶな 張子

こちらはふくべ細工など郷土玩具を製造販売する「ふくべ洞」の小川昌信さん作。
昔から宇都宮では玄関に張子の黄ぶなを吊るして、無病息災を祈願しました。
毎年1月11日の初市では色鮮やかな張子の黄ぶなが並んでいます。

中空になっているので軽く、飾っておくと風や空気の流れでゆらゆらします。
おさかなの陰も可愛らしく、お部屋の癒しインテリアにも。

木型に紙を張り付けて成型する郷土玩具、張子細工。
張子は平安時代頃中国から伝わりました。
成型した紙のきぶなに膠(にかわ)でヒレなどをつけ、貝殻で作った顔料・胡粉を塗ります。
その後、色鮮やかな黄ぶなに仕上がっていきます。

こちらが黄ぶな張子を作っていらっしゃるふくべ洞の小川昌信さん。と奥さま。笑顔が素敵です!

■サイズ:(きぶな)約14×6×10cm
(竹ひごの長さ)約30cm
ひとつひとつ手作りの為、個体差がございます。

黄ぶなTシャツとのセットなら【全国送料無料】でお届け致します!
※張子単品でのご注文の場合は別途送料がかかります。

【きぶな(黄ぶな)伝説】
昔、宇都宮のある村で天然痘が大流行していました。
村人は病気が治りますように、と神様に一生懸命お祈りしました。
ある日、村人の一人が病気の人に食べてもらおうと
宇都宮市の中心部を流れる田川で釣りをしていたところ、
鯉のように大きくて黄色い色をした不思議な鮒(ふな)を釣上げました。
病人がその鮒を食べたところ、すっかり良くなったそうです。
後に村人たちはこのことを神様のおかげと感謝し、
病気よけとしてこの黄色い鮒、きぶなの形をしたものを
毎年新年に神前に供えるようになりました。
今でもきぶなは宇都宮の郷土玩具として地元の人たちに親しまれています。
黄ぶなアイテムはほかにも色々ございます。
是非こちらのページもチェックしてみてくださいね!