2020/07/02 12:00
皆様こんにちは、TOCHIGI MARKETオンラインショップスタッフです。
TOCHIGI MARKETではトチギをテーマにオリジナルデザインのアパレルや、トチギの雑貨などを取り扱っています。
本日は、宇都宮の郷土玩具「黄ぶな」土鈴のご紹介です。
黄ぶな 土鈴

「土鈴(どれい)」は、焼き物の鈴の事です。
縄文時代の祭祀遺跡からも発見されている土鈴。
古くから魔よけとされ、今でも郷土玩具として各地でみられます。
実家やおばあちゃんちの箪笥の上に飾られている率高めの土鈴。
素朴なかわいらしさに再注目です。

【きぶな(黄ぶな)伝説】
昔、宇都宮のある村で天然痘が大流行していました。
村人は病気が治りますように、と神様に一生懸命お祈りしました。
ある日、村人の一人が病気の人に食べてもらおうと
宇都宮市の中心部を流れる田川で釣りをしていたところ、
鯉のように大きくて黄色い色をした不思議な鮒(ふな)を釣上げました。
病人がその鮒を食べたところ、すっかり良くなったそうです。
後に村人たちはこのことを神様のおかげと感謝し、
病気よけとしてこの黄色い鮒、きぶなの形をしたものを
毎年新年に神前に供えるようになりました。
今でもきぶなは宇都宮の郷土玩具として地元の人たちに親しまれています。

中に土の鈴が入っていて、優しく振るとコロコロ鳴ります。
鈴の音は「邪なるものを払う力」があるとされています。


こちらはふくべ細工など郷土玩具を製造販売する「ふくべ洞」の小川昌信さん作。
焼きあがった真っ白な黄ぶなに色をつけていきます。

黒の敷板には「無病息災」のシールが貼られています。
おうちに飾ってくださいね。
■敷板付き
■サイズ:土鈴サイズ:約10×5×7,5cm
箱サイズ:約11×8×6cm

古くから地元民に親しまれている黄ぶな。
今回ご紹介した土鈴以外に張子やぬいぐるみ、キーホルダーなどもございます。

黄ぶなTシャツとのセットですと【全国送料無料】です。
是非ショップページにも遊びにいらしてくださいね!